児童養護施設というと、大きな施設でたくさんの子どもたちが生活しているイメージをお持ちの方も多いと思いますが、ここ7〜8年で児童福祉を取り巻く環境は大きく変わりました。
天使園はより家庭的な養育を目指しています。建物の中に小規模のグループを形成して、家庭に近い環境の中で男子と女子に分かれてそれぞれ6人ずつの生活をめざしています。
また、天使園のとなりの地区には地域小規模グループホーム「たいよう」もあり、同じように6人の子どもが地域の中で生活をしています。
ホームの職員は4〜5人が交代で勤務し、1〜2人が常に子どもたちと一緒に生活しています。
一緒に生活する職員たちとの心のこもった関わりの中で、子どもたちは安心して過ごしています。